2012年12月29日

フィルム考

トラディショナルタイプでネガの濃度が濃いものを使って露光時間をかけたもの
ハイスピードタイプでシャドーを中心に作ったネガで速めの露光時間でしあげたもの。

前者は鶏卵紙やカリタイプなどのシルバーを用いたプリントに向いてる。
後者はサイアノに向いている。

そんな感じ。

ただ、デジネガで作り直した方が手頃な露光時間で好みの仕上がりにすることが出来る。

フィルムからのコンタクトプリントは美学の追求だが、現実問題として積極的にデジネガを採用すべきと
考えるようになった。

フィルムをスキャンすればデジカメの「のっぺりした」感じを避けられ、美学の追究も満たされる。

やっぱフィルムの描写力は捨て難い魅力というか力を持っている。これを棄てるならしないほうがましだ。

桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿

道具は揃っているのだから手を抜かずに取り組むべきだと冬の陽射しは教えてくれた。

叱咤激励感謝歓迎


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Posted by スタジオ・バロッコ at 11:14│Comments(0)サイアノタイプ
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